アガサ愛の失踪事件 [映画]
ダスティンホフマン主演、ヴァネッサ・レッドグレイブ 1979年アメリカ
1926年『アクロイド殺し』出版記念の翌朝、夫アーチーから愛人と結婚したいと言われたアガサは失踪、イギリス?ハイドロホテルに滞在。だが、彼女にはある目的があった?
米国人記者のスタントン(ホフマン)が彼女に接近する。
ヨークシャープディング、兎の肉のスープ、支払いもポンドなので舞台はイギリスのようだ。
住所と名前は南アフリカ出身のテレサ・ニール夫人ということで、ホテルに滞在するアガサ。
いったい何の目的で!!
まさか、アリバイを利用して愛人を殺そうとしたのでは?なんてたってミステリー作家!!
ニールという名はイザという時のために予め、用意していた名前(つづりをEを2回続ける) であった。
温泉療養ホテルの電気椅子に興味をもつアガサ。そんな彼女にスタントンが接近してくる。
愛人の後をつけるアガサ。
失踪から何日。新聞はアガサ、誘拐か殺人かと騒ぎ立てる。夫のクリスティー大佐は情報提供者に500ポンドの賞金を出すと声明。
愛人にウソの電話をかけ療養所(ロイヤル・バスRoyal Bath)に別の時間に呼び寄せたアガサ。
電気椅子の電圧を変換したアガサ。入ってくる本物のナンシー・ニール。
そのスイッチを押して!
スイッチを入れる。
電気椅子の女が悲鳴を上げる。
まぁ奥様!!
なんと、アガサは愛人に自分を殺させようとしたのだった。
スタントンがぎりぎり駆けつけ、ショック状態のアガサを助け、裏口からタクシーで脱出。
事件後、記者会見で、妻は不妊症で悩んでいたんだと釈明する夫。
すべてを書くつもりだったけど・・・
書けないんです・・・
手記を発表せず去るスタントン。
あなたを愛しているんです。でも、ご主人のもとに帰るのでしょう?
ええ、そうしなければならないんです。一旦帰って、それから離婚するつもりです。
あなたの小説と同じ、いつも最後でドンデン返しですね!
出会ったタイミングが悪かったですね。
ええ、いつかどこかでまたあえたら楽しいかもね。
二年後、二人は離婚。アーチーはナンシーと結婚。
(感想)
どこまで、本当の話なのか?詳しくはわかりませんね。でも、おもしろかった。
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