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復活!塚田スペシャル(2) [囲碁・将棋]


塚田スペシャル物語―先手番必勝作戦

塚田スペシャル物語―先手番必勝作戦

  • 作者: 塚田 泰明
  • 出版社/メーカー: 日本将棋連盟
  • 発売日: 1989/02
  • メディア: 単行本
実は、私が昔買った本はこれでした。「塚田スペシャル物語~先手番必勝作戦」。結局、これ1冊すら完璧にマスターできませんでしたが・・・(汗)。今やってもみても、かなり手順を間違っています。やはり、地アタマが悪いからいくら読んでも暗記できん!!何度も将棋盤で差してみても同様でやんす(笑)
一方、今年復刻された本のタイトルは「塚田スペシャルのすべて~相掛かりの秘刀」(マイナビ将棋ブックス)。紹介記事を読んで、無性にほしくなって夕べ閉店前のツタヤに飛び込みましたが、囲碁・将棋コーナーがない!店員に聞いても、まったく役立たず(笑)15分も待って、やっと場所がわかったが、圧倒的な数の少なさ!!
貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧弱貧
で、今朝大型書店のジュンク堂に行ってみても、この本ありませんでした・・・
落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆落胆
それにしても、塚田スペシャル、いや相掛かり自体、アマチュアなんてほとんど差さないと思うのに、なんでこの本が復刻されたんだろう。そのヒントは、目次にありました。
コラム 電王戦~あの日のことを思い出す~
電王戦?なんのこっちゃ?全く知りませんでした。しかし、ここに凄いドラマあったんですなぁ~(涙)


復活!塚田スペシャル(1) [囲碁・将棋]


相掛かりの秘刀 塚田スペシャルのすべて (マイナビ将棋BOOKS)

相掛かりの秘刀 塚田スペシャルのすべて (マイナビ将棋BOOKS)

  • 作者: 塚田 泰明
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2016/01/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
将棋ウォーズというものがあることを知った。スマホ用の将棋対戦アプリのようだ。でも、パソコンでも利用可能。昔、ボ(BO)ナンザという将棋ソフトが一斉を風靡したが、今はその名前をまねたポ(Po)ナンザというソフトが強い。
以前放映された将棋ソフト決定戦でも、他のソフトの追随を許さない圧倒的勝利だった。1次予選か2次予選で、1回だけまけたが、結局、決勝ではその負けた相手に倍返しして優勝しましたね。
先日の囲碁・将棋チャンネルでは、「将棋ウォーズ」のタイトルがつく棋戦があり、いったい何?と思って調べた。そこでは決勝戦が行われていたが、対戦者はアマの強豪のお二人。しかし、名前の下にソフト名みたいのがあるから、ソフトの開発者かと思ったが、見てるとそうでもない。ふつうに自分で考えて差しているようだった。ただ、画面の上段に形勢の判定数字(プラスとかマイナスの評価)がでているから、いったいどっちなのかと思った・・・。
結局、この形勢評価は「将棋ウォーズ」のバックで動いているという「ポナンザ」の評価らしい。対戦している二人は、その将棋ウォーズの予選を勝ち上がってきた強豪ということ。下段に出ていた英語のソフト名みたいのは、お二人の「ハンドルネーム」だったのでしょう。
で、拙者もさっそく将棋ウォーズに登録してみた。基本的には有料だが、無料登録でも1日に3回まで対戦できる。
まずは「練習対局」ということで、ポナンザ6.0と対戦。「易しい・ふつう・難しい」の3段階あるが、難しいを相手にしても楽勝でした。はっきりいって、デタラメな手を指してくるから、当然。もっともほぼノータイムで差してくるから、ストレス解消にはもってこいかも?(笑)


で、次はいよいよ実戦。持ち時間は「10分切れ負け」という超早差し戦。子供のときに覚えたわけではないので、私はかなり苦手。あっという間に時間が過ぎていきます。まずは、30級からスタートして、3連勝も達成。まあ、相手も弱かった。実は、この将棋ウォーズくんは、全国の参加者の中から、ちゃんと同じレベルの相手を選んでくれるんですね。ただ、相手もだんだん強くなります。

正直、相手がどんな手を繰り出してくるのか戦々恐々。アマチュアってのは、とんでもない手、見たことない手を指してきますから、正しい対応ができないとあっというまに負けです。しかも、アマチュアは「振り飛車」が多い。なおかつ最近は、「角交換」型や、穴熊が全盛。拙者は、振り飛車全般に関してほとんど知識なしでございます・・・(汗)

結局、対戦成績はほぼ五分。1つか2つの負け越しで、現在12級。もうちょっと勉強しないと初段は遠いか。自分では、2段ぐらいまではすぐに行けると思っていたのですが・・・。というのも、昔は将棋ソフトで2段の免状獲得資格を取ったので。もっとも、正式な免状は何万円も払わないともらえません。

ちなみに、新聞なんかに掲載されているアマ二段戦とかに出ている選手というのは、全然レベルが違います。将棋連盟の免状をもらえる二段とアマ棋戦でのいわゆる「二段」では、実力は10倍ぐらい違うのではないかと思います(笑)

さて、将棋ソフトいえば、昔=昭和時代は弱かった。「谷川将棋(ファミコン)」なんて、うーん、うーんと考えて、ソフト側が差すのに1時間もかかったりすることがしばしばでした。それが、今やコンピュータはハード面の超進歩もあり、あっというまに強くなった。もはや、プロでも勝つのは至難。

実は、今週、まさかと思って検索したら、なんと旧ボ(Bo)ナンザの2013年バージョンが無料で公開されているということを発見!!さっそっくインストールして「解凍=展開」。

正直、解凍ってのは意味はわかるが、具体的な操作方法はいまだによく分からず。ウインドウズの場合は、右クリックすると「すべて展開」ってのが出るので、それをクリックしたら、OKでした。

いったいどの程度の力量なのか。まずはボナンザの持ち時間を「一手10秒」に制限して戦ってみました。まあ、これなら勝てるか・・・と思ったのですが。

めちゃくちゃ強え~

勝負になりまへん。100回待ったしても、勝てません。下段にボナンザの読み手が表示されるのですが、それに追随していっても結局、徐々に差を広げられるのでなんのチャンスもないまま。ためしに自分の思いついたを手をさすとあっというまに形勢が大差負け判定に。

結局、ボナンザの持ち時間を5秒に減らしても、実力はそん色なし。ほとんどの棋譜データが入っているようだ。こちらの昔のウロ覚えの「必殺!塚田スペシャル」「中原流相掛かり」もまったく通用せず。まあ、塚田スペシャルはとっくに死滅した戦法だが・・・。

ただ、正しい手順はいまだにマスターしていないから、もう一度検索して調べてみたら、懐かしい本がヒット。私も買い間し。かれこれ30年近く前になるか・・・?

でも、よく見るとなんかタイトルが違うし、それにそんな古い本の情報が検索上位にくるってのもおかしいい。で、よく記事の日付を見たらなんと今年の1月。あらら、塚田九段(元王座、A級八段)の本の復刻版が出たのかな?・・・って思ったのですが、なんか目次の内容もちょっと違うよう。


将棋界の一番長い日 [囲碁・将棋]

そろそろ中継ないかな~と思っていた、すでに終わっていた(2月27日)、ショック!

第74期A級順位戦は、新鋭の佐藤天彦が羽生名人への挑戦権獲得。逆に降級は久保さんと郷田さん。強豪二人がまさかの転落。替わりにB級からは1位の三浦が1年で返り咲き。ほかに稲葉陽。谷川名人=現会長は6勝6敗でA級復帰ならず。

囲碁と違って順位戦のある将棋界は厳しい。地方競馬のようにA級~C級2組までの5クラスあり、上位2名が昇級、下位2名が降級する。確か、奨励会3段リーグから4段(正式にプロとなる)は半年に1回だったような・・・。別にフリークラス(昔はなかった)というものが今はあり、こちらは10年くらいすると引退となる。フリークラスの棋士はトーナメント戦やタイトル戦の予選・本選、リーグ戦などで勝ち上がり、規定の成績を上げるとC級2組に復帰できる。昨年、特別プロ編入試験を受けて見事合格した今泉4段はフリークラス。将棋界初のプロ編入となった瀬川5段は今期は、C級2組で17位(全部で47名)であった。

なお、昨年は新たに2名の強豪アマがプロ編入試験にいどんだらしいが、名簿に名前がないからだめだったみたい。今、調べたらその中の一人、天野アマは癌でありながら挑戦。昨年3月に負けた後、10月には亡くなったそうです。


谷川会長、A級陥落 [囲碁・将棋]

A級順位戦では圧倒的な実績を誇る谷川会長(十七世名人)が、とうとう陥落することになった。A級在位32年、5時間の持ち時間の競馬いえば中距離戦。この順位戦においてめっぽう強い印象があったのですが、会長就任が災いしたかなんと1勝7敗という信じられない成績で陥落となった。(残りは最終局のみ)

一方、挑戦者は羽生がなんとこれまた3年連続挑戦という珍記録をつくった。(現在7勝1敗)

なお、谷川会長は来季はB1組で現役続行を表明。1年での返り咲きを目指す。

このA級(10名)の戦いは熾烈で、毎年2名がB1組から昇級してくるが、ほとんど1年で降級するという恐ろしさ。昨年は独特の解説でも有名な橋本が陥落した。鈴木大介8段も定着できなかった。H24年はあの久保四冠ですら2勝7敗で陥落した。(翌年8勝2敗でA級復帰)

今は藤井元竜王も丸山元名人も在籍していない。

来季は広瀬元王位と阿久津七段が初昇級を決めている。

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羽生名人、竜王戦挑戦者に決定 [囲碁・将棋]

現在、絶好調の久保二冠(王将・棋王)と絶対王者の羽生二冠(名人・王座)の挑戦者決定3番勝負は、羽生名人の2連勝となり、竜王戦への挑戦者に決定した。 

それにしても羽生名人はすごい人だ。今日から王座戦を戦うのだが、王座戦はこれまで18連覇!!しかも、ストレート防衛がめちゃくちゃ多い。これはまさに神業としかいいようがない。

さて、竜王戦は読売新聞が十段戦を発展的に解消、優勝賞金は名人戦を超える最高賞金(3900万円)を設定して始めた棋戦。

歴史的にはもっとも新しいが、名人戦への対抗意識か高額の賞金を出し、一応、棋界最高峰のタイトル戦ということになっている。けど、なんか靖国神社みたいなもので歴史の重みがないようなぁ~。システム的(正確には複雑)には、全棋士に挑戦資格がある。純粋な(一発勝負の)トーナメントではなく、ランク別(1組~6組)にトーナメントを行うので、4段などの新人クラスでも調子がよければ挑戦者になりえる。理論的には女流プロやアマチュア名人でも挑戦者になりえる。

実際、今までは当時の島朗(あきら)六段、羽生五段、藤井猛六段、渡辺明五段といった若手・下位者が初タイトルを獲得している。このあたり、なんか宝くじ的な面も感じられるが、その当時に勢いのある棋士が挑戦権やタイトル奪取をしているともいえる。


女流三冠誕生!! [囲碁・将棋]

三冠といっても、競馬の話ではない。

囲碁の話。名人、本因坊、棋聖の三冠制覇は女流では初という。

達成者は、台湾人の謝依旻(シエ・イミン)5段。私も今朝、見たのですがドコモ杯棋聖戦第二戦でおなじみの棋聖・梅沢由香里(五段)を破って2-0のストレートでタイトル奪取。まだ20歳くらいの若手です。日本語会話も十分にできています。梅沢棋聖は、第1・2戦ともに完敗です[ふらふら]

2007年女流本因坊獲得。2008年女流名人獲得。師匠は黄孟正九段(PASSION!!の解説者)。

2002年院生。2006年若鯉戦初代王者。男女出場棋戦で女子の優勝は史上初。また女流最強戦にも優勝。

将棋の女流と違って、囲碁の女流は基本的に男性棋士と同格。謝三冠(5段)の場合は、特に、一般試験でプロ合格しているそうだ。もしかしたら、女性初の名人、本因坊のタイトル獲得もありえる。

因みに、将棋界ではまだ女流棋士(四段以上)は誕生していない。あくまで、女流プロ。実力的には、奨励会の初段以下ってところだろうか。だから、女流5段といっても男性プロの5段とは意味がまるで違います。

一方、囲碁の場合は将棋界と違って厳しい順位戦というシステムはないので、やたらに九段がいるのでちょっとおかしいと思いますけどね。


ヒカル?の碁 [囲碁・将棋]

囲碁将棋チャンネルで月曜夜7時放送のPASSION!!が面白い。

4人の一般人(小学生2人、OL、会社員)が、インストラクター棋士(大沢摩耶さん)と置き碁(ハンデ戦)を行いながら、解説者の黄プロ(九段)が段位を判定していく番組。先週は3段を目指す小学生の女の子が、『強い2段』に認定。残念ながら昇段はならなかった。さすがに強い?2段は、おまけだろう。負けてかわいそうだからね。

今週は、一番棋力の下の経験1年のOLさんで、ハンデは。つまり黒い点になっているところ全部=9ケ所に黒石を置いての戦い。これだけハンデをもらえば、俺でもプロに勝てる!・・・なんて思ってしまうのだが、これがけっこう難しい。白石に入ってこられると、あっという間に怪しくなって、黒が死にそうになってしまうのだ。結果は、なんと半目か1目差で黒番の勝ち。ただ、内容的には、俺よりヘタだろう・・・?って感じ。

私は将棋ならけっこうやれるのだが、碁のほうはまったくの素人。見よう見まねで、パソコンソフトの『お父さんの囲碁2』で、一番強いやつ(非常に強い=レベル5)相手に戦っている。以前(Ver1)は、無制限時間対極だとパソコン側がけっこう時間を使ったのだが、Ver2では、ほぼノータイムで打ち返してくるので不満はない。

現在、対局は互角の勝負を演じている。さすがに、打ち直しなしで真剣勝負だと分が悪いが、最近は真剣勝負でも勝てるようになってきた。布石は、ヒカルの碁の藤原佐為(さい、実は前世の本因坊秀策)のように、小目(こもく)ではなかなか勝てない。(白番には)6目半のコミがあるので、さすがに最近は星に打っている。

私の場合、将棋の定跡なら少しは素養があるのだが、碁の定石はまったく知らない!死活問題も解いたことないし、本で研究したこともない。知っているのは

・目を二つ作らないとダメ。

・ツケられたら、ノビ。ノビられたらツケ。

当然のことながら、黒番専門で打つので、白番ではどう打っていいか全くわかりません。

では、どう打つかというと、もっぱら模様見だ。まずは、隅の地を確保して、白番に大模様をとられないようになんとなくこの辺だろうという所に打つ。なるべく白石には付けずに、離して打っての模様の確保に努める。うかうかしていると、いつの間にか中央部分を白地にされてしまうから、早めに白地になりそうな部分を阻止していくのがコンセプト。

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なぜかって、手筋を全く知らないのだから、石がぶつかる競り合いの読みでは勝負にならんですからなぁ~。ただ、それでも、けっこう勝てるのだから不思議だが、本当はちゃんと基本を学ばないと実戦ではダメでしょうなぁ~。

碁では、将棋の詰め将棋問題集みたいに、死活問題集(詰め碁)というのがある。

テレビで見ていると、ちょっと上手な人の碁は、まるで打ち方が違います。

 


将棋の作戦 [囲碁・将棋]

最近はゴキゲン中飛車とかいう楽しそうな戦法があるらしですが、いったいどんなものなのかは謎です。(まだ、この戦法を調べたことがないので・・・)

私が最初に研究したのは、その昔、一世を風靡した塚田スペシャル。一時は先手必勝の作戦か?などととりざたされ、当時六段だった塚田泰明さんが一気にA級八段に駆け上ったときの原動力になった作戦。もっとも先手番でしか使えないから、後手番でも勝たないと公式戦22連勝という離れ業はできませんけどね。

もっとも、この塚田スペシャルの考案者は、不思議流の中村修七段(当時)だったが、新手は一生一度の中村さんは一度しか指さず、連採して結果を出したのが攻めッ気100%の塚田八段だった。

ちょうど衛星放送の試験放送が始まったころ、最初に見た画面で驚愕したのが中原名人の

5六飛車の相懸戦法。名人が5六飛車とは、一瞬、目を疑いましたね。シロウトでも指さないと思われる手ですからねぇ。例えていうなら、高速道路を逆送しているのを見たような感じです。

もっとも、その10数年後に、林葉直子に『突撃しまぁ~す』した時には、さらにビックリしたけれども。中原自然流。

 


王将 [囲碁・将棋]

囲碁・将棋チャンネル主催の第18期銀河戦。

今年、羽生名人に挑戦して敗れた三浦八段深浦王位

深浦王位が王将を持っていた。私としては、A級八段筆頭の三浦さんの方が上位だと思っていたのでびっくり。おそらくタイトルホルダーということで深浦さんが王将を持つということなのだろうが・・・?

囲碁界と違って、将棋界の場合は、ピラミッド型の完全ヒエラルキー構造である。A級からB級1組・2組、そしてC級一組・二組・三組と続く。将棋の本道はあくまでも順位戦であり、名人以外の各タイトル(竜王、王将、王位、棋聖、棋王、王座)はしょせん、各主催新聞社が勝手に認めているタイトルであり、番外のものだからだ。

だから、王位戦なら深浦王位が上位者でいいと思うのだが、なんで他のタイトル戦で上座にすわるんだろうか?

考えられることは、深浦さんは(タイトル3期以上獲得だから)格は九段ということで、八段より上ということなのか?

それにしても、三浦さんもタイトルを何度もとっているという印象(それくらい強い)なのだが、まだ八段ということは意外でした。

もっとも、順位は上でも相手が大先輩などの場合には、自ら下座に座ったりする場合もあるんだけどね。

昔、ネコ騒動で有名な加藤一二三大先生(前名人)が、若き新名人・谷川さんに対して、自ら上座に座って譲らずに困らせたことがありましたが、この大先生の場合、おそらくわざとやったんでしょうなあ・・・。


谷川、復活 [囲碁・将棋]

谷川先生は変わった方だ。性格ではない。

タイトルを獲るのは得意だが、防衛が大の苦手なのだ。

後、年下を妙に意識する。つまり格下の相手だと気合が入らないんですね。どうしても、かって当たり前という意識があるので真剣に打ち込めない。のではないかと推察する。

谷川先生は対等と認めるのはかつての中原名人と羽生三冠王ぐらいだろう。

格下の相手に取りこぼしが多いのもおそらく、気合とプライドの問題だろう。

もっとも攻め将棋の人はポカが多い。これは競馬で言えば追い込み馬みたいなもんで、派手な差しきりもあるが、凡走することも多い。升田先生もそうだった。それに比べて名人の座に長く居座った大山・中原名人は基本的には受け将棋だ。絶妙の受けの切り返しが得意。これはシンザンかシンボリルドルフみたいなもんだ。ただ、中年以降の中原先生はとてつもない急戦将棋の相懸りの将棋で楽しませてくれたが。

さて、森内名人という華のない棋士を相手に二連敗の谷川先生だったが、開き直ったのか、ようやく本領発揮の光速の寄せで快勝した。なんか復活の予感。F1でいえば王者、ミハエル・シューマッハが復活したような感じ。

史上初の三度目の名人復位がみられるような予感がする。

それにしても、松井。大殺界だろうか?とんだ大怪我。

細木先生に占ってもらった方がいいかも。

誰です?WBCをサボった罰だなんていっている人は・・・(僕です)

 

 

 


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