将棋界の一番長い日 [大学入試]
H25年度A級順位戦最終日。
今回は初の試みで、恒例の将棋会館を離れて浮月荘という旅館で行われている。しかも、これまた初の試みで棋譜係りも奨励会員(3段以下)でなくてプロ(4段以上)の棋士がついている。
朝イチは森内名人の解説。つづいて新八段の阿久津八段が出演。出だし2連敗から9連勝で昇級を決めたということで、びっくり。順位戦の恐ろしいところですね。
順位戦は挑戦者争いは決まっているといっても、来季にそなえて順位がものをいうので最終戦でも全員が全力で戦う。まさに真剣勝負。
数学改善計画 [大学入試]
数学といえば、やはり主軸は代数だろう。ということで、数Ⅱ『図形と方程式』をマスターしたいものだ。だけど、ネックになるのがあの直線と点との距離の公式とか、円の接線の方程式などなど。二点を通る直線の方程式ってのも、なかなか覚えられない。
ということで、一通り問題集をやった後は、数Ⅰに戻って対称式・交代式などのおさらいを始めた。組立除法や因数定理なんてのもありましたなぁ~。もっとも、今のカリキュラムでは数Ⅱになっているが。我々の頃は、数Ⅰの教科書は分厚くて、ベクトルから三角関数、数列なんかまで全部、数Ⅰだったと記憶している。組立除法の説明も載っていた。
だが、今、ブックオフで105円で買ってきた青チャート数Ⅱを見ると、組立除法のやり方は載っているが、その説明・解説が全くない!ちょっと、いい加減すぎませんかねぇ~?
もっとも今は、インターネットというありがたいものがあるので、疑問に思ったことはすぐに調べることができるから、参考書なんか必要ないのかな?(津波や地震で停電になると困りますなぁ~)
数学系のサイトを見ると、いろいろな説明やなるほどぉ~と思うような記事がたくさん見つかります。たとえば、組立除法は平均変化率や2進法の計算にも応用できるんですって。
また、相乗・相加平均を円と半径・直径の関係で説明した図も参考になりました。ところで、この相乗・相加平均、最小値を求める時の証明問題でも頻出なのだが、どうして最小値になるのかの説明がちゃんと参考書には書かれていませんね。なかなか納得がいかなくて、最近は夜も眠れませんでしたね。
音大志望(4) [大学入試]
自分は公立の受験校だったので、まわりに音大志望者はいなかった。少なくとも聞いたこともなかった。でも、実際には結構いたのだろうか?
特に女性の場合、けっこう音大志願者がいたのでしょうか。就職とかダメなら主婦って手があるので気楽にいけるということもありますし。
うちの塾も、クラリネット(高1)志願がいて、親御さんも困っています。しかも、普通科公立高校で吹奏楽部ですし、家も裕福ではありません。因みにその部活の顧問がクラリネットの人で、ある程度は実力のある人らしいのです。
とりあえず、数少ない音大への指定校推薦を考えて、また、家では寝ているだけなので、英語・数学と週2で塾に来てもらっているのですが、一月経たないうちに早くも
泣きが入っています!
二日の塾通いがきついから英語だけの一日にしたい。
とか・・・
そんなことしたら、今度は週0にしたいと言い出すに決まっている。
何しろ、部活の朝練、夜は7時ぐらいに帰宅でしょう。塾にくる8時半まで寝ている。(塾のない日はずっと寝ている。お母さんが寝た後の夜中に、起きた形跡はあるらしいとのこと)だが、起こしてもおきられないぐらいの状態とのこと。本人があきらめない以上、止めさせるわけにもいかず、ほとほと困ったものです。
まず、音大はともかく、高校生として最低限の学力は身につける必要があるのは世界の常識。
次に、音大入試は大変なので、指定校推薦も狙って、内申も上げる必要があり。
更に、音大を断念したときのためにも勉強はすべし。
そして、費用の安い国立(コクリツ)の音大に行くこも考えて、勉強すべし。
とにかく、塾は辞めずに勉強すべし。
音大受験(3) [大学入試]
音大の話題では、皆様にお世話になりました。
さて、問題の生徒さんはピアノ科をあきらめて、声楽科にいくそうです。
ピアノ科って難しい(競争率激しい)のでしょうか?逆に声楽科はそんなに入りやすいのでしょうか?
なんか、よくわからんです。やはり、ピアノは底辺が広いってことでしょうかね。
魔法使いサリーでいえば、ピアノなんて弾くのはお金持ちのすみれちゃんぐらいのものでしたが、今や猫も杓子もピアノを習う時代ですから。
生徒達の家もマンションが多いようです。ピアノも9時までとか騒音防止条例?がマンション内にあるそうです。
さて、次の問題は高1と中1の音大志願生と潜在志願生。
うー、特に裕福でない家庭の生徒は音大をあきらめさせる方向に持っていった方がよいのか?
ピアノもふつうのお稽古ごとや資格みたいに検定試験や、○段とか○級の免状みたいな趣味じゃダメなんでしょうか?
とにかく、一連の皆さんのお話でも
就職がない!
というのが痛切な実態のようですから。
AO入試 [大学入試]
皆さんはAO入試ってご存知だろうか?
最近(でもないかもしれないが)の推薦入学は2種類ある。(細かく言えばもとあるのだろうが)
われらの時代はいわゆる校長の推薦(ハンコ)がいる本物推薦。5段階評価で9教科の平均が4.3以上とか。
最近は自己推薦というかたちで、自分で自分を推薦するという形をとる。つまり校長が関係ない。
で、AO入試というのは昔の推薦のように学校の推薦が必要なものであるらしい。
テレビでは桜美林大学の担当の人が説明していた。
Admissions Office という専門の採用部署があって先生、教師でない専門の担当者が採用をきめるということらしい。
1人の志願者に対して正副2人の担当が書類選考などをするという。
最近の入試(選抜方法)の多様化により
1 努力の成果=成績
2 学びの力=成績に表れない 考える力=論理的思考能力
のうち2の方を重視するやり方があるという。
特徴として
1 総合評価 一切の基準なし! 努力の過程や考え方を見る
2 生徒と大学のお見合いと考え、あくまでマッチングを考える
なぜなら、かつての偏差値によるどこへいけるか?でなく何をしたいからという、つまり我が大学が提供するサービスに合う生徒さん、どんどん来てくださいということらしい。
で、これって要するにアホ(学業怠慢)でもいいから金をもってきてってことだと思うのは
下種の勘ぐりでしょうか?