将棋界の一番長い日 [囲碁・将棋]
そろそろ中継ないかな~と思っていた、すでに終わっていた(2月27日)、ショック!
第74期A級順位戦は、新鋭の佐藤天彦が羽生名人への挑戦権獲得。逆に降級は久保さんと郷田さん。強豪二人がまさかの転落。替わりにB級からは1位の三浦が1年で返り咲き。ほかに稲葉陽。谷川名人=現会長は6勝6敗でA級復帰ならず。
囲碁と違って順位戦のある将棋界は厳しい。地方競馬のようにA級~C級2組までの5クラスあり、上位2名が昇級、下位2名が降級する。確か、奨励会3段リーグから4段(正式にプロとなる)は半年に1回だったような・・・。別にフリークラス(昔はなかった)というものが今はあり、こちらは10年くらいすると引退となる。フリークラスの棋士はトーナメント戦やタイトル戦の予選・本選、リーグ戦などで勝ち上がり、規定の成績を上げるとC級2組に復帰できる。昨年、特別プロ編入試験を受けて見事合格した今泉4段はフリークラス。将棋界初のプロ編入となった瀬川5段は今期は、C級2組で17位(全部で47名)であった。
なお、昨年は新たに2名の強豪アマがプロ編入試験にいどんだらしいが、名簿に名前がないからだめだったみたい。今、調べたらその中の一人、天野アマは癌でありながら挑戦。昨年3月に負けた後、10月には亡くなったそうです。
将棋界に、このような難しい階級・ルールがあるのを知りませんでしたね。
by たいちさん (2016-03-09 22:47)
今後、外人さんで強い人が現れたらこの編入試験を受けてもらいたいですね(笑)
by 降龍十八章 (2016-03-10 16:56)