大菩薩峠 [映画]
市川雷蔵主演で有名な映画。デジタルリマスター版が何度も衛星放送で放映されている。以前も見たことあるのだが、今朝の放映を見て、「菩薩」というのは単に地名だけでなく、金庸の「天龍八部」同様、仏教関係の思想と関係あるのかな?・・・と思いついた。で、調べてみたら、やはり原作は「大乗」小説と呼ばれ、「人間の業」を描いた作品だそうだ。
映画では市川雷蔵の端正でスマートなマスクといでたちから、主人公の机龍之介の屈折した(というより気違い的)人格は、よく分からない。しかし、いきなり冒頭で罪のない老人(巡礼)を切り殺したり、女を手籠めにしたりと、詳しい成り行きは原作を読まないとわからない。
一応(自分なりに推察すると)、剣の修行が行き過ぎて、「魔道」に堕ちたってことなんでしょうか?
雷蔵は円月殺法(眠狂四郎)のイメージがあるので、机龍之介の連続辻斬り犯というイメージが薄い。
市川雷蔵、懐かしいですね。長生きしてほしかった俳優ですね。
by たいちさん (2014-08-22 15:58)
たいちさん、ありがとう。
現代だったら、相当批判されそうなキャラですよね(笑)
流石に大正時代はのどかだったようです。
by 降龍十八章 (2014-08-23 09:48)