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地方競馬も競馬番組表の中を走っている [番組解析]

4歳馬が制した第31回フェブラリーS。オリンピックは4年1度だらか4歳馬という中央競馬会からのありがたぁ~いお告げはともかくも、なぜに4歳馬が起用されたのか?ということを分析するのが番組表研究を標榜する者たちの使命である。

しかし、その謎は今日は解けた。今日は大井競馬で、第5回東京スプリング盃(SⅢ)の予定だったが、昨年死んだフジノウェーブを記念して今年から TOKYO MX賞第5回フジノウェーブ記念競走(SⅢ)となった。片岡先生流のものいいなら、なぜ、フジノウェーブ記念なんだ?!東京スプリング盃(フジノウェーブ記念)というタイトルでもいいではないか?!・・・・ということになる。共同通信杯(トキノミノル記念)、きさらぎ賞(NHK賞)というカッコ書きのサブタオトルパターンは中央競馬にもあるのだから。

まあ、そのタイトル研究はさておいて、こうもあっさりとタイトル名称を変更というか旧タイトルをきれいさっぱり捨て去ったという手法は、あきらかに過去4回の歴史との決別ということだ。ということで、中央のフェブラリーSも暮れのジャパンカップダートを捨て去り、今年からチンピオンズカップというGⅠに縮小変更された(賞金大幅ダウン)番組ローテーションの中で実施される最初のレースであった。

よって、最後のもう二度とないジャパンカップダートの覇者であるベルシャザールくんがフェブラリーSで連対することはまずないと予測した(結果3着)。そして、飛んできたのが16番人気の13ゼッケンのコパノリッキー。当然、今までのGⅠレースに参加したことはない。近年のダートGⅠを賑わやしたエスポワールシチーは引退。世界のトランセンドも引退。無敵のスマートファルコンも引退。フロック勝ち的GⅠ馬のテスタマッタも引退で、同様のニホンピロアワーズ、ベルシャザールも主役を演じきれる立場ではなかった。

東京スプリング盃、いやフジノウェーブ記念に話を戻すと、これのレースは過去4回(第1回~4回)をフジノウェーブが4連覇というまさにうさんくさいレース。このレースタイトル一新のパターンは、ジャパンカップダートがなくなって新生した中央ダート路線に等しい。よって今日の第5回フジノウェーブ記念は4歳馬グラント将軍に凱歌があがった。そして2着も4歳のソルテ!うわぁ~、4歳同士と声を上げたのは私だけだったろうが、本当に影のシナリオライターの筋書きは大胆だ。しかもなんとも潔い。決して例外のないオペレーションを遂行するのだ

当然、このレースも圧倒的人気の古馬⑧⑨の二頭がぶっ飛びというフェブラーS同様の結果となった。まあ、おかげでフェブラリーSの筋書きに気付くことができたのだが。

昨年の最後の第4回東京スプリング盃は3=3ゾロ目でオペレーション終了合図。なるほど、今年からレースタイトル変更は規定路線だったわけですか。それにしてもレースタイトルを変更したのに第1回でなくて第5回という理屈は、中央競馬と同じですなぁ~。なんで第1回でないんだ?!

因みに、今日の1着ジェネラルグラント(4歳)も7枠⑬番のゴルゴ13ゼッケンであったと知れば、南関競馬になじみのない関西のファンにも納得してもらえるだろう。

さらにいえば、コパノリッキーもついこの間(2月13日JRAニュース)、引退が発表されたテスタマッタ号と同じ村山明厩舎(関西)だったとはまるで気付いていませんでした。

木を見て森を見ず・・・。いや森をみて木を見ず、ですかな?


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