ちはやぶる③ [マンガ]
ちはやふる神代も聞かず竜田川 唐紅に水くくるとは (在原業平)
ちはやふる かみよもきかず たつたがわ からくれないゐに みずくくるとは
意味)
人気大関(当時は横綱はない)の竜田川が花魁の千早にフラれてしまい、妹の神代も言うことを聞いてくれない。それがショックで力士を廃業した竜田川が後年、女乞食にであう。彼女はなんと往年の千早であった。怒った竜田川は、あげようとしたオカラを放り投げ、彼女を突き飛ばし、千早は井戸に飛び込んで自殺する。
で、最後の『とは』・・・とは何なのかというと、千早太夫の本名が『とわ』であった。
お後がよろしいようで・・・。
さて、歴史のお勉強は一段落して、ようやく第一巻を読み始めた。(作者・末次由紀)
まず主人公の妹が千早!と和歌のまんま。では、主人公の名前は神代なのか?それだと、姉妹が逆だが・・・。と思っていたら、冒頭は6年前の回想シーンで、お姉ちゃんが出たのは、美少女コンテストで、カルタ大会ではなかったのねぇ~。
ということで、千早が主人公(ヒロイン)でした。綾瀬千早。もしかして、作者は綾瀬市(神奈川県)出身か?まあ俺なら、男子生徒の名前に真人(まひと)なんてのも登場させるがね。残念ながら、彼氏の名前は綿谷新(あらた)というありふれた名前だった。
で、最後まで謎の美女・お姉さんの名前は無いのかと思っていたら・・・巻末で漸く登場。
千歳でした。
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