センター試験二日目(数学Ⅰ・A) [数学]
半年振りに数学。4番の確率は、めずらしくまともな問題。
1番の計算は基本。だが、あいかわらず、後半の十分条件と必要条件がどちらか迷う。なんか、ちゃんとした覚え方があるといいのだが、ネットで検索してもまともなのはないですね。英語のSUFFICIENTとNECESSARYの訳のようだが、もっと別の言い方を考えた方がいいですね。
もっといいのは、この手の論理・条件みたいのは数学から排除してほしい。こんなん、数学じゃねえぜ。ちゃんとした代数と幾何だけに絞ってほしいですね。
2番は二次関数。最大値と最小値の条件を求める問題は、なかなかおもしろいじゃないですか。ちょっと、今ままで経験したことないパターンです。
3番は幾何学。おなじみの正弦定理や余弦定理かと思ったら、二等辺三角形だから、すぎに答えが出てしまう。てっきりサービス問題かと思ったら、後半の半径や頂点までの距離を出す問題にはめんくらった!
角の二等分線が交わる点が内心。内接円は各辺と垂直(=接する)だから面積を辺の和で割って2倍すれば半径。
問題は(1)から。せっかく内接円Iの半径を出して一安心しているのに、一体何がしたいのか、突然頂点Bから点P、点Qと意味不明の点を二つも追加して、外接円0を出してくる。もぅ~、エエカゲンイセイ!と言いたくなりますね。
てっきりBP=BQ=2/3 かと思い込んでしまい、パニクリますが、よく見ると、PQ=2/3!
きっと、私のように勘違いした人もいるのではないかな?こうなるともう時間がいくらあっても足りないでしょうね。そしてさらに
(2)では、円I上にまたもや、点E、Fをとり、しかもこれらがCと一直線上にあるという。ここからCEの長さを出せとなるのだが、ここで完全にパニックでしょうね。なんじゃ、これ?!って感じですね。
もっとも、図をかけばEF:CEが1:1になるのは一目瞭然だから、比率のほうは(答えだけは)簡単に類推(わかる)のだが・・・。
解説をみると、簡単な問題とあるが、決して簡単ではないですね。しかもたしか60分で解くとなると、計算ミスは許されない。最後の確率なんかでは、計算が多くなるので、かなりのやり手でも時間は一杯一杯でしょう。
毎日、数学だけ教えている先生は簡単かもしれませんが、9教科も勉強している生徒にとってはけっして簡単ではないと思いますね。
数学をすっかり忘れてしまっている私ですので、問題を見るのも避けてますね。
by たいちさん (2012-01-18 13:54)
たいちさん、ありがとうございます。
普段やっていないと、公式やテクニック自体は覚えていても、使いどころにカンが働きませんね。
by 降龍十八掌 (2012-01-18 22:37)