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社会主義の時代 [論評]

今週の『学問のすすめ2』は『パンとペン』。戦前の社会主義者たちを書いた本らしい。ただ、なじみのある名前は幸徳秋水ぐらいしかなかった。

西部さんが言っていたので、なるほどと思ったのは、社会主義というのは資本主義に対する反意語ではないということ。

確かに、人間は社会的な動物であり、社会なくして存在しえないのであるから、社会主義というのは当たり前のことなんだよなぁ~。だから、社会主義の反意語があるとしたそれは

個人主義

ってことで、自分一人で生きていくってことなわけ。または、自分勝手にやりたい放題って意味もあるわなぁ。

なお、この時代の社会主義ってのは、今と違ってもっと広い意味で使われていたという。つまり、社会論とか、社会学って意味を含んでいたらしい。

今回の原発事故や津波にしたって、結局は、社会で助け合うべしってことが強調されているけど、国家が援助したり、国民が助けあうってのは社会主義なんだよ。節電の自粛?まで強制!されてしまうこの状態を社会主義と呼ばずに何と呼ぶのか?!

そもそも日本国憲法自体、その主眼とすることは社会主義なのだ!ということをもっと学校の先生は教えるべきでしょうな。


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