ジョキー・ベイビーズ [スポーツ]
出場資格は、騎手が小学１年生～中学１年生、馬は体高１２５ｃｍ以下のポニー。
北海道 長野 南九州 関東 関西 で予選を行い上位２名ずつが決勝の東京競馬場に進める。
騎手の腕を競うのだから、ＪＲＡの調教師が鍛えたポニーを抽選で選ぶのかと思ったら、実際には騎手が持ち馬のポニーで出場していました。自分の参加するクラブ（ポニー牧場、乗馬クラブなど）から提供された、普段自分が乗って練習している馬（ポニー）で出場していますね。ですから、実際には騎手の腕よりは馬の素質能力と調教能力の勝負です。なお、昨年の第一回ジョッキーベイビーズ本大会（東京競馬場）では、馬事公苑より提供されたポニーを平等に抽選で騎乗したとのことです。
決勝戦は東京競馬場の大観衆の前で、その腕前を披露する。昨年は、低学年の女の子（アキちゃん）が２位になって話題を集めた。アキちゃん、今年は馬を替えて１０歳ガリレオという名のポニーで挑戦した。昨年は１９歳のライトで挑戦、ライトは体高が１０４ｃｍの小型の馬だったが、今年騎乗のガリレオは１２４ｃｍと体高があるので、そこが難しいそうです。おそれていたとおり、今年の（長野）予選ではコーナーで落馬、予選落ちしてしまいました。アキちゃんは来年もガリレオで挑戦するそうです。
それにしても、調教されたポニーの実力やおそるべし。ものすごい気合で、走っていきますね。これぞＪＲＡでは決して見られない真剣勝負！！見ごたえがありました。落馬したポニーも最後までまっすぐ走っていきます。
関東予選では、いきなり真横に走り出すポニーも出現。いきなり２頭が落馬するアクシデントも発生、小学生にはかわいそうなレースになりました。
勝利インタビューでは、『馬が勝手に行ってくれました』『必死でしがみついているだけでした』『この子（馬）のおかげで勝てました』と、正直な感想ばかりが飛び出しました。まったくそのとおりで、競馬は馬のデキがすべて、騎手の腕なんて（ほとんど）関係ないわけですね。
先日のブエナビスタの騎乗がすばらしいとは言いますが、まったくウソですね。むしろ、抜け出しが早すぎたとも言えます。最後、最後方から追い込んだペルーサがあの着差ですから、どちらが本当に強いかはちょっと考えれば分かるはず。
長野予選は、１５０ｍほどのコースを３周するという長距離戦。関東地区予選が直線２００ｍあまりの一気の競馬だけに、対象的でした。
なかには、（お父さんが）ムチを（渡し）忘れて、２着に入った強兵も！（笑）
（長野地区）最終予選
同じクラブの中１カンタくん、５年生カスミちゃんのワンツー。同じ勝負服！の二人が決めました。最後の周では、終始先頭だった馬をカンタくんが交わした直後に落馬、審議の青ランプ！が点灯するか？という波乱がありました。カンタくんは、じっくり番手で抑えて（二番目で待機すること）ラストで一気スパート、突き放しました。最年長の中学１年生らしい落ち着いた騎乗でした。
関西地区予選
右回り３００ｍのコース。予選を３レース行い、予選上位２名が最終予選に進める。なかには普段は障害レースをしながら、初めてポニーレースに挑む小５の女子も登場。また、長野地区予選決勝（１位のみ決勝進出）で惜しくも２位と敗れたカスミちゃんも再挑戦。ゲームの三国無双で馬に乗り始めたという強兵も。しかし、ポニーにも騸馬（センバ）がいるんですなぁ～。しかもわずか３歳で。
長野から再挑戦のカスミちゃんは、予選２着。決勝進出です。予選は馬ナリ・・・で一番時計でした。それにしても、最多１５名参加の長野地区からの本大会進出枠が１名だったとのはおかしいですね。
（決勝）
カスミちゃんが直線、二頭の叩き合いを制して優勝、二着のサヤちゃんとの女性騎手二人のワンツーとなりました。長野地区の層の厚さを示しましたね。昨年の第一回では、なぜか関西地区予選はありませんでした。ところが今年、関西地区が新設されて本戦進出枠も２名となりました。関西ＪＲＡ関係者のゴリ押しがあったと噂されていますね。ポニーもＪＲＡ関連団体の馬が使われたとか・・・。確かに、本大会で抽選で提供されるポニーも各地の予選に出場していた馬ですね。
南九州予選
ＴＩＭがゲスト。距離の違うレースに二回騎乗し、ポイント合計の多い１名が本大会への出走権を得るというシステム。結果はダイスケくんが２レースとも勝利しての完全優勝でした。
ポニーの競馬があるとは知りませんでした。テレビ放送はしているのかしらね。
by たいちさん (2010-11-08 12:47)
放映はグリーンチャンネルぐらいでしょうか？
日曜の決勝は、すばらしいレースでしたよ。
by 降龍十八掌 (2010-11-10 20:05)