学問のすすめ [政治・思想]
ケーブルテレビさんのおかげで、ようやく朝日ニュースターを再度見れるようになりました。一番の見ごたえある番組が、これ。現在は『学問のすすめⅡ』となっている。右派?の巨頭である西部邁(すすむ)さんとリベラル派の佐高信さんの対談。Ⅱでは、古典やベストセラーから1冊の本を取り上げて二人が意見を述べ合う。およそ、地上波では考えられないまっとうな番組。
本題には関係ないけど、今日とりあげた本の著者がハーバードの教授。で、ハーバード大学がマサチューセッツにあるとは知らなかった。てっきり、ハーバードにあるのかと思っていましたわ。マサチューセッツ工科大学というすごい理系の大学があるのは知っていたけどね。州都がボストンとはなおさら知らなかったなあ。地図でみるとかなり北側にありますね。
西部さんは言葉に対する感覚が厳密だ。革命にしてもレボリューションとはre+volutionであり、再び回転するという意味だから、別に新たな何かを作り出すという意味ではないらしい。だから、今はやりの渡辺某というウソくさい政治家が、やたらに改革、改革と叫んでいることを揶揄していた。およそ、日本語の改革・革命という言葉から来る感覚とは大分違うのかもしれない。
共和党もリパブリックだから、re+公衆という意味で、共和と訳しているのは、かなり間違った印象を日本人にもたらしていると思う。パブリック、公衆、公民と何なのか?よぉ~く、考えてみる必要がありそうだ。
そういえば、リ+ストラ(クション)の帝王、ゴーン社長が日本に税金を納めていないというのが週刊誌にのっていたなあ。こんな首切り役の外人が未だに社長を務めているといにもビックリだが、日本に長年住んでいるのに1円も税金を払わない奴がトップの企業の品物なんて買いたくないなよなぁ~。住民税ぐらいは払うべきじゃないか?
だいたい、首斬りがリストラじゃないと思うよな。いったい何を再・構築したんですかね、この人?
題名からして格調高い番組ですね。横文字が多い時代になりましたね。
by たいちさん (2010-07-30 12:44)
夕べのミシル(美室)じゃないですが、三流国民にはブタに真珠の番組でしょうか・・・?
庶民は即物的で、高い志は負担になるだけ・・・、だから恐怖で支配し、褒美は小出しで・・・だそうです。
by 降龍十八掌 (2010-07-30 13:53)