中殿のピンチ！～女人天下

お馬鹿な大妃（テビ）

同じ坡平尹氏（パッピョン・ユン氏）のくせに、中殿をかばおうとしない慈順大妃（チャスン・テビ）。お馬鹿な大妃には、中殿の深ぁ～い意図は分かっていない。

我がままな大妃

王世子の安泰のみを考える大妃。王室と国の安泰のため、中殿の兄と父を見殺しにしようとする。さらには、陰謀とわかっていても中殿の廃位を是とする。

憎ったらしい大妃 

客主を営む豪商のペク行首（ヘンス）が朝廷の有力者に配った賄賂をすべて記した帳簿。その本帳簿とスペア帳簿の両方を手に入れた中殿。中殿が帳簿を持っているというのはカマだろうと憶測するキム・アルロは大妃に取り入り、中殿の廃位を正当化する。

生即必死　死即必生

靴屋のおじさん（カッパチアジシ）が授けた策。その真意を中殿が正しく読み取れるかどうか？拷問に耐えかねた次兄ウォンヒョンはウソの自白を。長兄と父も捕らえられたため、長兄もウソの自白をする。中殿はとうとう、王にも見放されて理由もなく廃位を言い渡される。だが、それでも中殿は帳簿を出さなかった。中殿は王世子を呼び、将来の安泰のためにと帳簿を贈る。

実直な中殿

本帳簿を中殿が持っていたと知らない敬嬪（キョンビン）は、スペアの帳簿を差し出したことで、実直な中殿はきっと見返りを返してくれるはずと高をくくる。だが、・・・・。

徐々に息の根を止める 

賢い中殿は、自らの手を血で染めることはないだろうと靴屋のおじさんは心配する。朝廷には、しばらくは平穏が訪れるが、その後は嵐となるであろうことを予期したからだった。

 

無罪放免

王世子が中殿からプレゼントされた帳簿を中宗が見たことで、中殿（チュンジャン、中宮のこと）の廃位はすんでのところで中止に。二人の兄と父も無事に釈放される。強面（こわもて）のオン尚宮も、涙を流して中殿の復帰を喜ぶ。中殿は忠実な二人の尚宮に褒美を与える。

私を殺してください

スペア帳簿しか見ていなかった左議政は、決して賄賂をもらっていないと大見得を切る。だが、本帳簿を見せ付けられ中宗に一喝される。全てが露見したと悟った左議政は、平身低頭する。反正（革命のこと）を成し遂げた功臣であるから、本当に殺されることは無いと思っているのだ。