涙、涙の物語(花咲ける青少年) [アニメ]
花鹿の夫候補の一人、ユージィンが日本に来る。花鹿の同級生、由依を校門の前で待ち受け、花鹿との接触を図る。由依を家まで送り、そこにあがりこむ。美少年ぶりに母も弟もウットリ。そこへ連絡を受けた花鹿とリーレン(立人)たちものりこんで、夜は寿司パーティ。リーレンは中華料理の腕を振るう。
火花を散らすユージィンVSリーレン。男同士の嫉妬がバチバチ!
由依の父はほろ酔い気分で、父親の心境を語る。『男親は娘を愛する気持ちを素直に表現できない。花鹿さんも、お父上の言葉の裏にある真意を汲み取って欲しい。』
時は1955年のニューヨークにさかのぼる
ラギネイの皇太子、マハティ殿下(ルナティの祖父)が会議のためニューヨークのホテルに泊まる。だが、石油利権を狙うイギリスがバックの暗殺者たちがホテルでマハティを暗殺しようとする。なんとか逃げ出したマハティは、裏通りのキャバレーのホステスのキャスリーンと若き新聞記者フレド・バーンズワースにかくまわれる。最初、キャスリーンはマハティの身なりから仮装パーティの客と勘違いするが、フレドの調査で彼は本当の王家の人間と知ることとなる。
マハティはキャスリーンを奥侍女に任命するという栄誉を与える。常識はずれのマハティとことごとく衝突するキャスリーンだったが・・・
会議まで、キャスリーンたちと隠れていたマハティだが、またも暗殺集団の襲撃を受け、ジャビル(若き侍従)は殿(しんがり)を務める。命をすてて殿下を守る役目だ。マハティは彼に、命を捨てる栄誉を与える。
太陽神の化身である王家の者が、頭の青い布を取るのは、相手に敗北を認めたときと女性に愛を伝えるときのみ。
わずか二日の恋だった。マハティはキャスリーンを妻に望むが、それは許されないことであった。出発の日、頭の青い布を取り、キャスリーンにプロポーズするマハティを暗殺者の銃弾が襲う。
亡き母から授かった、未来の王妃に与えるためのただ一つの指輪をキャスリーンに渡すマハティ。私の王妃はお前一人だ。必ず父を説得して迎えに来るといって故郷へ帰っていく。
キャスリーンのお腹にはマハティの子が。フレド・バーンズワースはその子の父親になることを申しでる。子供は男の子。ハリーと名づけられたその赤ん坊は、花鹿の父親であった。
花鹿とマハティは従兄妹どうしだったのだ!(まあ、従兄妹同士でも結婚はできるけどね)
花鹿は、祖父であるフレドが本当の祖父ではないかもしれないと不安を抱く。しかし、老い先短いフレドは花鹿の不安を察して、真実を打ち明ける。
フレドは立人(リーレン)に、君はハリーに似ている。繊細で分からなくてよいことまで分かってしまう。しかし、ハリーほど君は強くない。実業界には向いていない・・・と忠告する。
帰国した花鹿たち。しかし、またもユウジーンが登場。ユウジーンを家に泊めてくれとダダをこねる花鹿だが、リーレンは内心穏やかでない。しかし、結局折れて、二人は握手する。(メラメラ~)
ユウジーンをムスターファ(昔飼っていた猛獣のペット)と呼ぶ花鹿。
そんな時、ラギネイからルナティもやってくる。
クインザは皇太子ソマンド殿下(ルナティの兄)からの伝言を少尉に伝える。『苦労を掛けたが、いつか呼び戻す』と。本当だろうか?クインザの策謀か?
侍従長クインザは弟セズンにルナティを託し、単身帰国する。胸には、ルナティ擁立・ソマンド廃太子を抱きつつ・・・
ルマティが自由に行動できるのは、オックスフォードへの留学の4年間のみ。花鹿に一緒に、オックスフォードへ行こうと約束する。ただ、花鹿も家庭教師だけなので、自分の学力レベルが分からない。
クインザは確かに頭が切れる。しかし、人として欠けているものがるとリーレン(立人)は危惧する。
クインザはあっというまにソマンド殿下に取り入り、懐柔してしまっていた。ルマティとソマンドの仲も氷解させてしまった。しかし、そんな兄を心底恐れるセズンはそ安に思う。ならば、お前がしっかりしろと励ますノエイ少尉。(元近衛仕官。今は花鹿のボディガード)
花鹿と話し込んで、一緒に寝てしまったルマティ。花鹿を叱るリーレンに、それでは俺が責任を取るといって、ルマティは青い頭巾を取って求婚する。だが、二人は好意を抱きつつも、恋愛の気持ちではない。そんな気持ちがないと結婚はダメなのか?と言うルマティ。では、そんな気持ちになったら結婚しようと約束する二人。
そんな時、ルマティの父が急死する。ルマティは国外追放となり、帰国できなくなる。
どのへんが泣き所なんでしょうかね。
by たいちさん (2009-08-19 13:29)
マハティの亡き母の話にはウルウル来ました。
またキャスリーンとの別れもウルルンでした。
by 降龍十八掌 (2009-08-19 17:03)