雷(ライ)様! [時代劇]
BS11で、昨日から始まった市川雷蔵特集。今週は若親分シリーズ。
雷蔵といえば、昨年、このブログでも取り上げましたが、なんといっても時代劇。大菩薩峠での『音なしの構え』や後の眠狂四郎シリーズの円月殺法といった虚無的なイメージが強かったのだが、なんと今回はガラッと変わった
ヤクザ映画もの!
夕べは、その第一作となる若親分。海軍少尉の南条武が、父の敵討ちのために退職してヤクザの親分になるという奇想天外の物語。いやぁ~、本当に面白かったですぅ~。若さあふれる、溌剌とした雷蔵の魅力十分の名作だと思います。
そして、今朝、新聞のテレビ欄を見て思わず笑ってしまいました。
なんと、今夜は第二段、若親分出獄!
タイトルのごとく、前作の最後で敵の一家を皆殺しにした主人公が、大正天皇の即位で恩赦になって6年後に出獄してくるという作品。3年前に、なんと一家はよそ者の組におされて落ちぶれており、頼みの幹部格(前作では、成田三樹夫・・・江戸を斬る!で由比小雪を演じた人)のアニイは、一人、敵陣に切り込んで死んでしまったという設定。
こうなったら、明日は第三作、若親分喧嘩状
を放映してくれるものと期待しちゃいます!
(追)残念ながら、若親分喧嘩状は12日の日曜日、しかもお昼の放送予定です。
市川雷蔵は、いい役者ですね。私は、眠狂四郎が好きですね。機会あれば、BS11にチャンネルを合わせますね。
by たいちさん (2009-07-03 15:31)
雷蔵はほんとうにかっこいいですね。
なんで表のテレビではやらないのか不思議ですね。
こんなすばらしい映画がたくさんあるのを、最近まで知らなかったことは本当に残念です。
by 降龍十八掌 (2009-07-03 18:05)