赤毛のアン・シリーズ [英語]
こんにちは!アン(原題Before Green Gables)の原書と翻訳本が届きました。
赤毛のアンは、昨年も松坂慶子さんをゲストに、NHK三ヶ月英会話で特集されたので記事にしました。その時は、カナダの風景や当時のメニューなどにしか注目しなかったのですが、今回、改めて講師の松本郁子先生が書いた『赤毛のアンのへの旅~秘められた愛と謎』を見返してみました。なお、原書の方は枕元で2,3ページ読んだだけでよく眠れました。(笑)
昨年が赤毛のアン100周年ということで、アンの初版がでたのが1908年とのこと。日本での翻訳本を見てみますと題名が振るっています。
原題 Anne of Green Gables が 赤毛のアン
二作目 Anne of Avonlea が 続・赤毛のアン(笑)
なんか荒野の7人や荒野の用心棒みたいになってきました。すると、まさか三作目は新・赤毛のアンか?と思いきや
三作目 Anne of the Islannd 第三・赤毛のアン
流石!大正~昭和初期?のタイトルです。もっとも、ターミネーターもⅠ・Ⅱ・Ⅲだしなぁ・・・・
なお、最近はそれぞれ『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』ってのが定着していますが。
アンの物語はこの三作がすべてだと思っていたのですが、実際には長編で6作、他短編が2作あるとのこと。知らなかったなぁ・・・・
1908年の初版の巻頭と挿絵を見ると白黒(しかも8頭身、マリラなどは10頭身というタッチ)でアンが描かれていますので、赤毛がわからない!でも、二作目以降はカラーの巻頭になっていて、サリーちゃん!?みたいな、けっこうふくよかなアン(二作目)、すっかりキャリアウーマン風になったアン(三作目)が描かれています。
さて、ほかに『ニンジン』という小説もありますが、私はてっきり、これは『赤毛のアン』の別名だと思っていました。ガリガリの体型のアンは、ニンジンのイメージですからね。でも、違うのですね。(ニンジンは男の子が主人公・・・らしい)
なお、私は長い間、『家なき子(レミ)』と『小公子(セドリック)』が同じだと思っていました。因みに、『小公女(セーラ)』もアニメになるまで、話の内容は全く知りませんでした。
原題と邦題が、違うことは多いですね。映画などでは、邦題は大きなウエイトですので、大切ですよね。
by たいちさん (2009-06-15 12:27)
アンの物語、わたしも知りませんでしたが、
いつぞや沢山あると聞き驚きましたよ~!
それって、お婆さんになって亡くなるまであるのかしら?
by collet (2009-06-15 14:06)
たいちさん、ありがとうございます。
そうですね。スタートレックも宇宙大作戦という名前だからこそインパクトがありますし。(笑)
第一作のグリーンゲイブルズのアンも、グリーンゲイブルズ(緑の切妻屋根)農場という屋号からきているそうです。赤毛のアンのほうが断然、分かりやすいですね。
by 降龍十八掌 (2009-06-15 16:19)
colletさん、ありがとうございます。
ほんと、最後は何歳くらいんでしょうね?
アンはともかく、原作者はおばちゃんになるまで書いていたようですね。
わたしなら、アンをミス・マープルみたいな探偵さんにした物語を書いてみたいですね。
by 降龍十八掌 (2009-06-15 16:21)