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赤毛のアン特集 [英語]

夕べはNHK教育で、『赤毛のアン特集』(1月の再放送)をやっていました。

で、その出演者の意外なことぉ~!

幾島(鬼のように怖いのじゃぁ~)ならぬ紫頭巾(古い!)、つまり日本を代表する女優の松坂慶子

解説は、英語の松本侑子先生。この先生が、まことにお上品で、お綺麗な方だったのです。

実は、4月1日からの英語番組『原書で読む赤毛のアン』ということで、松坂さんは長期のカナダ・アボンリー滞在をしたとのこと。なんでも、相当美しい場所とのことでした。

特集では、アンの世界の(夕べの)お茶会の料理が再現。NHK料理教室に出てくる有名な料理の先生が再現してくれました。当時、ゼラチンが発明された影響で、鶏肉のゼラチン固めやスポンジケーキにチェリーのゼリーを挟んだケーキ、パウンドケーキ、小さな四角形に切ったサンドイッチ(表面が乾かないようにキャベツの極細千切りを上から散らして、見た目も綺麗)などなど。作者のモンゴメリーは両親とも、イギリスの人だったので、完全に英国の tea time の文化の伝統を受け継いでいたという。

当時は自給自足の世界なので、鶏を卵から育てる鶏肉が新鮮でぜいたく品だったとのこと。(豚肉などは保存食に過ぎなかった)。しかしながら、主婦が一人でこれらの料理を作り上げるには相当な時間とテマがかかったはず。当時の主婦は、かなりのプライドを持って家事をこなしたのだろうと考えられる。

原作はなにげない描写の中にも、暗示がこめられており、相当な知識がないとそれに気付かないとのこと。例えば、白百合の香り=アンの無実を暗示している。これは、聖母マリアの処女性・潔白からきているそうで、マリアの絵画にも必ず百合が描かれているそうです。


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Cecilia

え~~~!!!
見たかったです~!!
でも昨日は今日の記事のようなことがあったので、テレビどころではありませんでした。
もう一回やってほしいですね~。
最近児童書のお店で「赤毛のアン」「大草原の小さな家」シリーズに出てくるお料理の本を立ち読みしました。
「赤毛のアン」でマリラは敬虔なクリスチャンたちが嫌うぶどう酒作りをしていますが、その作り方も!(禁止されているから作れませんが・・・)
いちご水の作り方も出てましたね~。
by Cecilia (2008-03-29 12:40) 

降龍十八掌

Ceciliaさん、ありがとうございます。
残念でしたね。私も、恒例の大祚榮(テジョヨン)終了後の11時過ぎにチャンネルを回したら、たまたまやっていたのです。本当はBSの丸ごと・石森章太郎を見るつもりでした。
松坂慶子がでていたので、思わず、こちらを見てしまいました。
調べてみると、これが1月の再放送だったので、再々放送はないかもしれませんが、あるといいですね。
by 降龍十八掌 (2008-03-29 15:13) 

collet

赤毛のアンの物語はわたしも大好きです。
松坂さんもお好きなのですね~
4月1日からの番組、原書ですか~わたしも見ようかな(*^^)v
by collet (2008-03-29 17:28) 

降龍十八掌

colletさん、ありがとうございます。
松坂慶子は、『江戸を切るpart1』の時からのファンなんです。本当の映画スターですね。
原書で読むといっても、内容は中学レベルの英語らしいですから、安心だと思います。
by 降龍十八掌 (2008-03-29 20:59) 

Kimball

以前、話題になってそのときに書いているかも
しれませんが、\(^o^)/

「アボンリー」って「架空の地名」なんですね?!

モデルとなっている本当の町は
キャベンディッシュという町らしいです。
http://bluechest.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_f5da.html

アボンリーへの道
http://www.oda-w.com/a_etc/pei.htm
by Kimball (2008-03-30 07:43) 

降龍十八掌

へっ?
知らんかった!
それで、タイトルがプリンス・エドワード島への旅だったんですね。
by 降龍十八掌 (2008-03-30 13:10) 

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